暑い夏が終わりを迎えましたが今年の秋も短いのでしょうかね?
せっかくなので過ごしやすいシーズンはちょっと長めにお願いしたいものです。
さて今号ではマグネット一行が、奈良県にあるどんづる峯に行ってきましたので、その様子をレポートします。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。
どんづる峯探訪レポート
とある日曜日マグネット一行が奈良県にある「どんづる峯(ぼう)」に行ってきた。
どんづる峯を漢字で書くと「屯鶴峯」となる。
名前の由来であるが、遠くから見ると鶴が屯(たむ)ろしているように見える為、屯鶴峯と名付けられたそうだ。
どんづる峯は奈良県香芝市にあり、県の天然記念物に指定された景勝地としても知られている。
南阪奈道太子インターを降り、県道703号線を北東へ3分ほど走ると、どんづる峯専用駐車場があるので訪れる際はそこを利用すると便利だ。
駐車場から10分も歩けば簡単にどんづる峯へ出る。
どんづる峯は千数百万年前に二上山の火山活動によって火砕流や火山灰等が堆積し、その後の地殻変動によって土地が隆起。
さらに長い年月の間に侵食され続けた事により、現在のような姿となったそうだ。
ここから産出する石材は古くから古墳の石棺材や寺院の基壇等に利用されてきたという。
又、サヌカイトの名称で知られる希少な鉱物が産出する事でも有名なのだそうだ。
(サヌカイトは主に香川県で産出するのだが、非常に硬く、岩石中に空洞や結晶が少なく均質なので音が響きやすい、
その為楽器の素材としても使用されている)
どんづる峯は某ブラタモリで紹介されてもおかしくないようなところなのだ。
一行が訪れた際には他にも5組程が見学に来ていたが、気軽に来れるせいか皆早足で見て回っていたのがもったいなく思われた。
特撮ヒーロー物の撮影や2時間物サスペンス番組がロケに使いそうな趣があるのも見逃せない魅力なのだが・・・。
今回は夕暮れが迫っていた事と準備不足もあり、行けなかったのであるがどんづる峯にはもうひとつの顔がある。
それは昭和の戦争遺産とも呼べるものだ。
旧日本陸軍によって秘密裏に作られた地下壕がその正体である。
太平洋戦争末期、陸軍により総延長2キロにも及ぶ網の目状の地下壕建設が構想され、
実際にトンネル建設を専門とする部隊を投入し、24時間体制で約300人の人員が働いたそうだ。
本土決戦に備えて作られたらしいのだが、詳細は不明だという。
尚、2ヶ月に渡り作業は行われたが、そのまま終戦を迎えた為、地下壕が完成に至る事はなかった。
地下壕は山腹の東西2箇所に高さ約3m、幅3〜4mのトンネルがあみだくじのような形で掘られている。
東側の壕は現在、京都大学防災研究所附属地震予知研究センターどんづる峯観測所として使用されており、
地震予知研究計画の一環として地殻変動の連続観測が行われているそうだ。
西側の壕は柵等も無く、自己責任で探索が出来るという。
機会があれば危険のない範囲で地下壕を探索をしてみたいと思うマグネット一行であった。
(マグネット的)実に面白い・・・ No.165
昭和のよきアニソンを今回は特集してみたいと思います。
平成生まれの人も聴いてみればその良さが分かると思いますよ。
題して、“マグネット的 昭和アニソン お前はもう聴いている ”です、はじまります・・・。
まずは杏里さんの「キャッツアイ」です。
この曲は北条司先生の同名漫画を1983年にアニメ化し、その際にオープニングテーマとして作られました。
今ではアニソンを大物アーティストが歌うことは普通の事ですが当時はアニソンが下に見られていた時代であり、映画の主題歌ならばまだしも
テレビアニメの主題歌はアニソン歌手(ささきいさおさんや水木一郎さん等)と呼ばれる人達によって歌われる事が多かったのです。
そんな中すでにヒット曲もあった杏里さんがテレビアニメの主題歌を担当すると言うのはアニソン界にとってエポックメイキングな出来事でした。
この曲が大ヒットした事でアニソンは子供が聴くのものという認識がなくなるきっかけになったのです。
次は1968年に制作された妖怪人間ベムの主題歌「妖怪人間ベム」です。
それまではマーチ調のものや童謡風な曲調のものが多かったアニソンにおいてスイングジャズ調の曲で作られた革新的な曲です。
歌っているのはアニソンやCMソングを5000曲以上担当したという実力派コーラスグループのハニー・ナイツでした。
当時の子供が初めて口ずさんだジャズの曲はこの「妖怪人間ベム」だったのではないでしょうかね。
さて次はTAOによる銀河漂流バイファムのオープニング曲「HELLO,VIFAM」です。
全歌詞が英語によるアニソンになります、もちろん歌詞が全て英語と言うのはアニソンでは本邦初の試みでした。
レコード会社及びこの曲を担当したTAOも日本語での吹き込み直しを覚悟した上で制作会社にこの曲を提示したところ、
意外な事にOKが出たそうで、この決定に敬意を表し、
エンディング曲はTAO側から進んで日本語の歌詞で制作したというエピソードが残されています。
では最後に1978年に放送された「宝島」のオープニング曲である「宝島」を紹介しましょう。
この曲を作詞した岩谷時子さんは、昭和の歌姫として名を馳せた越路吹雪さんのマネージャーであり、
彼女の代表曲でもある「愛の賛歌」の訳詩や加山雄三さんの「君といつまでも」の作詞等でも知られています。
そして作編曲はピアニストとしても数々の名演奏(山口百恵さんの「秋桜」や中島みゆきさんの「時代」等)で知られ、
ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のテーマの作曲等でも著名な羽田健太郎さん。
歌は映画「野生の証明」や「キタキツネ物語」のテーマ曲を歌った実力派シンガーの町田よしとさんでした。
このように一流のアーティスト達が結集し制作されたこの曲は非常に完成度の高い名曲ですよ。
さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!
マグネットのこれ、オススメ! No.126
「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・
毛利泰士とザ・ベスト(略称 モリザベス)です。
毛利泰士とザ・ベストはアニソン及び特(撮)ソンに特化したカバーバンドです。
Xの公式アカウントには「昔のアニソン&特ソン、テレビまんが主題歌を第一線で活躍するプロのミュージシャンが本気カヴァーするバンド」
とあります。
You Tubeで彼等の演奏を聴くことが出来るので一度観ていただきたいです。
彼等の演奏はむちゃくちゃ熱いのですよ。
その為「50代以上のおっさんホイホイバンド」とも呼ばれています。
実際の話、彼等のライブに参戦しているのは9割方50代以上の男性です。
何故そんなに受け入れられているのかと言うとノスタルジーさにあるのではなく、その演奏技術の高さにあるのだと思います。
11人編成によるバンドの構成がありえないくらい音の再現度を高めており、
ホーンセクションとヴァイオリンがバンドの音をさらにブ厚くしているのです。
オリジナルの歌手が歌ってもバックがカラオケでは興ざめですからね、やはり本物の音楽をバックに歌っているのを聴きたいものですよ。
出来ればその演奏をライブで体感して欲しいのですが、1年の公演回数がそれほど多くないのが唯一の欠点です。
これ、オススメ!
藤村典子のごちそうさMAG! (第190回)
MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
第190回の今回はどんな美味しいものかな?
今回ご紹介するのは、大阪の天神橋筋商店街にある「HATUTATU
天六店」さんです。
こちらのお店は日本で一番長い商店街として有名な天神橋筋商店街の中にあるお店になります。
地下鉄の天神橋筋6丁目駅に近い場所にあります。
ハード系のパンの評価がとても高いお店なのですが今回はクロワッサン(190円)を紹介したいと思います。
最近は街中に高級ベーカリーが増えた関係で美味しいパンを食べられる機会も増えました。
クロワッサンも本格的なものが身近で購入出来たりします。
しかしそういったものは大概300円近くしたりしますが、こちらのお店では税込みで190円とお安く、ボリュームもあり美味しい!
発酵バターを使用していて、サクサクした食感のクロワッサン食べてみて損はないです。
お薦めですよ。
DATA:
お店の名前 HATUTATU 天六店
住所 大阪府大阪市北区天神橋6−6−14
TEL 06−6360−4699
情報 営業時間 10:00〜19:00 定休日 不定休
藤村典子的GAY術
私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第232回はど根性ガエルより「ひろしの母ちゃん」です。
実は設定年齢34歳というひろしの母ちゃん!若いです・・・。
典のつくだに 藤村典子的エッセイ (第250回)
今年も秋が短いのだろうか・・・。
四季のうつろいを楽しみたいなぁ。
典子 |
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