MAGNeT NEW
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2023年7月20日号



梅雨明けをしたらそこは真夏でした・・・。
いやぁ毎日暑いですが、体調を崩さぬよう日々気をつけましょうね。
さて今号ではマグネット一行が滋賀県長浜にある「小さなびわ湖水族館」に行ってきましたのでその様子をレポートします。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。


小さなびわ湖水族館見学レポート


マグネットの面々が滋賀県長浜市にある「小さなびわ湖水族館」を見学してきた。
ここはNPO法人近江淡水生物研究所が管理運営している水族館である。
入場料は無料で、大人から子供まで楽しめる長浜の人気スポットだ。

JR長浜駅に直結している「えきまちテラス長浜」のアミューズメント施設「オサカナラボ」として1階で運営されている
「小さなびわ湖水族館」であるが、今回は車での訪問となった。
駐車場は近隣にコインパーキングをはじめ、3時間まで無料の市営駐車場等もあり、車でも訪れやすいスポットでもある。

水族館の入り口で3人を迎えてくれたのは絶滅危惧種にも指定されているミナミメダカの水槽であった。
近頃はメダカを飼うことが流行っており、ペットショップ等でもメダカをよく見かけるのだが、
ミナミメダカを観察出来るのは大変貴重である。
メダカは生命力、繁殖力はとても強いのにも関わらず居場所を奪われ、
絶滅の危機に瀕しているのは大変大きな問題であると感じた事が、NPO法人近江淡水生物研究所設立のきっかけであったそうだが、
「小さなびわ湖水族館」でのメダカの展示を通して、これらの問題に皆が目を向けていくべきだ。

中に入っていくと、両前足欠損のニホンイシガメ、さくらちゃんが展示されている。
このさくらちゃんは「マーシーの獲ったり狩ったり」を配信している生き物系ユーチューバーのマーシーさんが琵琶湖水系の用水路で保護したのだという。
マーシーさんが自宅で保護飼育されていたそうなのだが、この度1年間の期限付きでこちらにて特別展示される事になったそうだ。
何故、さくらちゃんの両前足が欠損しているのか?
それは琵琶湖岸に生息している(誰かが無責任に放った)アライグマがニホンイシガメの足を捕食するからなのだという。
外来生物であるアライグマに日本固有種の生物が侵食されている景色がここにはある。
今、日本各地で外来生物の駆除や日本固有種の生物の保護活動が行われているのだが、「小さなびわ湖水族館」ではこういった事の啓発活動も行っているのだ。

今回、マグネットの面々が一番興味深く観察していたのは日本淡水魚の水槽だ。
中でもカネヒラとシロヒレタビラに熱い視線が注がれていた。
カネヒラは日本産タナゴ類としては最大の大きさを誇り、全長12〜16cmまで成長し、体形は著しく側扁しており体高は高い。
エラ蓋後方に逆三角形の暗色斑があり、これがカネヒラの特徴となっている。
又、体色は通常は銀白色なのだが、繁殖期(9〜11月)になるとオスは背面が青緑色に、腹面や背びれ、
尻びれが淡紅色に鮮やかに染まる。
これは婚姻色と呼ばれ、とても美しい事で知られており、愛好家も多い。

シロヒレタビラはカネヒラと同じタナゴ属に属している。
体長は最大でも10cm程度、体形は側扁しており体高は中程度。
体色はカネヒラ同様に銀白色、エラ蓋後方に青緑色の斑紋があるが、最大の特長は、背びれと腹びれ、
尻びれの縁が白色に発色する事だ。
シロヒレタビラのオスも繁殖期(4〜9月)は婚姻色に染まる。
腹びれと尻びれの基部は黒く、外縁は白くなり、背側は濃い青、腹側は薄いピンク色となるのだ。

タナゴ属は繁殖期になるとオスは皆、婚姻色を帯びるのだが、カネヒラ、シロヒレタビラ共にその美しさは郡を抜く。
マグネット一行が注目するのも頷ける話である。

その他にも琵琶湖に生息する生き物たちが展示されており、じっくりと見ていくとあっという間に時間が経過していく。

滋賀県北部唯一の水族館である「小さなびわ湖水族館」、規模は小さいが見どころも多く、楽しい一日を過ごせたマグネットの面々であった。


(マグネット的)実に面白い・・・   No.159


暑い夏が到来!
エアコンの効いた部屋で涼を取るのは現代人の常識ですが、世界ではどのようにして昔から涼を取っていたのかを見ていきます。

題して、“マグネット的 インターナショナルな、これぞ涼!”です、はじまります・・・。

日本では、風鈴やすだれ、打ち水、怪談噺、水槽の中を優雅に泳ぐ金魚を鑑賞する等で昔から涼を取ってきましたが、世界ではどのようにして涼を取ってきたのでしょうか?

現在のアメリカ中西部に紀元前12世紀から西暦1300年位まで居住していた古代プエプロ人は高地の砂漠に住んでいた為、住居を渓谷に作っていました。
住居は南向きに作り、張り出した崖による日陰と岩土の熱遮断効果で、
夏の高い日差しが当たったり高温にならないよう工夫していたそうです。

古代からアフリカのサバンナでは土壁に藁葺きの円形小屋を建てていました。
これらにより、屋外の激しい暑さを遮断していました。
又、石と日干しレンガの壁は蓄熱能力が高く、暑い日にも内部を涼しく保っていました。

古代エジプトやペルシャでは風採り塔(マルカフ又はバードギールと呼ばれる)を建てていました。
これは名前の示す通り、風の流れを使って空気を取り込んだり、気温勾配を利用して室内の温度を下げる仕組みで、
今で言うエアコンの役割を果たすものでした。
日中と夜間の気温差の激しいイラン中央部では貯めている水の温度が零度近くになる事もあったそうです。

日中は日陰でジッとして水分を多く補給すると言うのは世界各地で見られる涼の取り方となっています。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!



マグネットのこれ、オススメ!  No.120

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

かみじょうたけしさんの「野球の子」です。

今回は書籍の紹介です。
アメトーーク!の「高校野球大好き芸人」出演等でも有名なかみじょうたけしさんの書いた感動ノンフィクションになります。
もちろん題材は高校野球。
この本には全部で15のエピソードが収められています。
高校野球を愛してやまないかみじょうさんと多くの高校球児達とのふれあいに涙が止まらなくなります。
この本は甲子園で活躍した球児たちだけではなく、地方予選で散っていった多くの球児達にもフォーカスしている良書です。
是非ご一読を。

これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第185回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
85回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、滋賀県長浜市にある「成駒家」さんです。

こちらのお店は長浜の観光の中心地である黒壁スクエア近くにある老舗の和食屋さん。
今回はこちらで長浜名物の焼鯖そうめん定食(1650円)をいただいてきました。
この辺りは日本海から京都へとつづく鯖街道の支流になります。
その為、焼鯖そうめんも郷土料理として自然に生まれたようです。
焼鯖にはしっかりとした味付けがされていて、温かいそうめんと一緒に食べると格別です。
骨までサクサク食べれてこれまた美味しい。
ごはんとお味噌汁、小鉢がついていて私的にはボリュームも満足でした。
駐車場も完備しており、食後に車をこちらの駐車場に停めておいて近辺を散策出来るのが、又嬉しいサービスです。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 成駒家
     住所     滋賀県長浜市南呉服町5−25
     TEL     0749−62−3031
     情報     営業時間  11:00〜22:00    定休日 不定休


                   
藤村典子的


私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第226回はゲゲゲの鬼太郎より「ねずみ男」です。
夏は怪談と思ったので、ねずみ男を描いてみました。少々安易ですかね・・・。


のつくだに 藤村典子的エッセイ (第244回)

今年の夏は尋常ではなく暑い!
毎日エアコンなしでは生活出来ないですよ。

         典子


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