MAGNeT NEW
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2023年5月20日号



今年は早くも梅雨入り、しかも台風まで来ていましたね。
世の中同様、お天気もせわしないです。
さて今号ではマグネット一行が浜松にある「航空自衛隊浜松広報館」に行ってきましたのでその様子をレポートします。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。


航空自衛隊浜松広報館見学レポート


マグネットの面々が浜松を訪れた。
浜松は静岡県の西部に位置し、日本で10番目の広さを誇る浜名湖で知られ、うなぎの養殖やみかんの産地としても有名だ。
又、ヤマハやカワイ、ローランドといった楽器メーカーが立地する音楽の街でもあり、
成子ママと典ちゃんが乗るカタナやカプチーノを製造したスズキが本社を構え、ホンダ発祥の地でもある事からバイクの街としても名高い。

そんな浜松に今回赴いたのは航空自衛隊が1994年4月に開設した「航空自衛隊浜松広報館」を訪れる為であった。
「航空自衛隊浜松広報館」はエアパークの愛称でも知られ、航空自衛隊初の博物館形式の施設である。
今時はどこも有料の施設が多い中、入館料及び車等の駐車代が無料であるのは嬉しいところだ。
まず入場すると初代ブルーインパルスが使用したことでも有名なF-86F戦闘機が一行を出迎えてくれた。
もちろん機体カラーはブルーインパルス仕様に塗装されている。
敷地は航空自衛隊浜松基地の中にあり、すぐ横には滑走路が伸びていて、訓練中の機体が離発着を行っていた。
その様子を間近で見られるのも大変貴重な経験である。

受付を終え、まずは展示資料館へ。
ここでは航空自衛隊の任務と活動・研究開発・航空機のメカニズムを展示紹介していた。
こちらで目を引いたのは現在、防衛省技術研究本部が三菱重工業と開発を進めている先進技術実証機「心神」の模型である。
心神は将来の国産戦闘機のステルス化を実現する為に開発された機体だ。
ステルス技術の研究・開発、ノウハウの蓄積を目的として製造されたのだが、こういった最新の物も見られるとは少々驚かされる。

だが、ここでの目玉はアメリカとの共同開発で生産された4.5世代ジェット戦闘機であるF−2戦闘機のモックアップ展示であろう。
F−2戦闘機は世界最高レベルの対艦攻撃能力と対空能力を誇っており、
関係者やファンからは「平成のゼロ戦」「バイパーゼロ」等と呼ばれている名機だ。
そもそも浜松広報館はF−2戦闘機のモックアップ展示でファンの間では有名なスポットであり、マグネット一行の目がF−2戦闘機に集まったのも道理であった。

展示資料館から展示格納庫へと移動した3人を過去に航空自衛隊が運用していた各種航空機の実機が出迎えてくれた。
こちらの展示格納庫がこの施設のメインとなっており、多くの見学者がここに一番長く滞在している。

ここでの主役機は現在ブルーインパルスが使用しているT−4練習機とF−4EJ改(ファントム2)であろう。
この2機は2021年春のリニューアル時に新たに展示された機体である。

この日はT−4練習機のコックピットに着座する事が出来たのだが、この様な機会は滅多にないので3人共コックピットに入り、
ご満悦の様子で記念撮影を行っていた。

F−4EJ改、この戦闘機はF−4ファントムの名で知られる機体である。
往年の人気漫画「ファントム無頼」で活躍した機体であり、その為もあってか今でも大変人気のある戦闘機だ。
初飛行は1958年で、ベトナム戦争で活躍した事でも知られている。
日本では1966年から運用を開始し、2021年まで日本の空を守護していた。
こちらに展示されている機体は航空自衛隊向けに生産された最終号機で、同時に全部で5195機生産された
F−4ファントム・シリーズの最終号機でもある。
機体ナンバーF−4EJ改17−8440、通称「シシマル」
航空ファンから愛されたこの「シシマル」はF−4ファントムを運用していた最後の飛行隊、第301飛行隊で活躍していた機体で、
真の意味でのF−4ファントム最終号機といっても過言ではない。

ここで展示されている機体たちは、今は翼を休め大空を飛ぶ事はもう無いが、日本の空を永年守ってきた飛行機達である。
それらの機体たちに感謝をしつつ、浜松広報館を後にした一行であった。


(マグネット的)実に面白い・・・   No.158


今季の阪神タイガースは怖いほどに調子が良いですね。
果たして「あれ」を勝ち取る事は出来るでしょうか!?
ペナントレースや交流戦にも俄然興味が湧いてきますよね。
そこで今回は「プロ野球漫画」を特集です。

題して、“マグネット的 祝・阪神タイガース優勝(仮)!プロ野球漫画でGO!”です、はじまります・・・。

プロ野球漫画の金字塔的作品から紹介していきましょう。
水島新司先生の「あぶさん」です。
ビッグコミックオリジナルで1973年5号から2014年4号まで41年に渡って連載され、連載が終了した2014年4月時点で発行部数が2200万部を突破していた大人気作品。
主人公の景浦安武は26歳の時に1973年、当時の南海ホークスにドラフト外で入団し、2009年、62歳でソフトバンクホークスにて現役を引退。
その後、ソフトバンクホークスに指導者として復帰、2014年に退団し球界から完全に身を引きます。
タイトルの「あぶさん」は景浦のあだ名であり、大酒飲みという設定からアルコール度数70%のリキュール「アブサン」と名前の安武から「あぶさん」と呼ばれていました。
これだけの人気作でありながらアニメ化等のメディア展開は皆無に等しく、
唯一1973年に江本孟紀さん(当時の南海ホークスのエース)が歌った「あぶさん」というレコード(作詞は水島新司先生が担当)が発売されたのみです。

次に紹介するのは「グラゼニ」です。
この作品は週刊モーニングにて現在も連載中の漫画になります。
2011年に連載が開始され、「東京ドーム篇」「パ・リーグ篇」を経て現在は「大リーグ篇」が描かれています。
主人公は凡田夏之介で連載開始時は26歳で年棒1800万円の中継ぎ投手でした。
そんな凡田が成り上がっていくサクセス漫画です。
主人公凡田の周りの人間たちも個性が強く、読んでいてとても楽しい作品です。
ちなみにアニメ化もされておりその際、主人公の凡田を演じたのは選手としても監督としても超一流の落合博満さんの息子さんであり、
声優の落合福嗣さんでした。

さて次は「ドラフトキング」です。
WOWOWにおいてこの春にドラマ化もされた話題作となります。
主人公はプロ野球選手ではなく、裏方であるスカウトマンたちです。
この作品に出てくるスカウトたちはひとクセもふたクセもある人間ばかり。
それが又面白いのですよ、狐と狸しかいない世界を舞台に熱い男達の物語をたっぷりと楽しめます。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!



マグネットのこれ、オススメ!  No.119

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

「Shupattoアンブレラ」です。
雨の多いこの時期、傘は必需品ですよね。
ですが傘を閉じて、まとめる際にどうしても手が濡れてしまいます。
ですが、この商品は傘が閉じる動きに連動して生地がくるくると巻き込まれる機構になっているので手が濡れません。
つまり、手で生地をまとめたりベルトで留める必要がないというアイデア商品なのです。
又、スライダーの上げ下げだけで傘を開閉出来るボタンレスロック方式が採用されており、スムーズな開閉も実現していますよ。

これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第184回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
84回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、道の駅能勢(くりの郷)内にあるレストラン「ひだまり」さんです。

こちらのお店は国道173号線沿いにある道の駅能勢(くりの郷)にて営業されているレストランです。
メニューは定食や麺類、丼物、デザートやドリンク類といった定番メニューが揃っています。
今回私がいただいたのは棚田丼セット(小)(690円)です。
棚田丼とうどん又はそばがセットになっており、(小)はセットの麺類が半玉のミニサイズになっています。
さてどんな丼物が出てくるかワクワクしながら待つこと数分、出てきたのは鶏そぼろや甘く煮含めた椎茸、
いり玉子等が乗っかった素朴な感じの物でした。
こういった感じの丼物は基本美味しいのですよね。
もちろんこちらの棚田丼も美味しかったです。
ちなみに棚田丼命名の由来は、道の駅能勢からすぐの所にある「日本の棚田100選」にも選ばれた
「長谷の棚田」から取ったものだと思われます。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 道の駅能勢 レストラン ひだまり
     住所     大阪府豊能郡能勢町平野535
     TEL     072−731−2626
     情報     営業時間  9:00〜16:30    定休日 水曜日


                   
藤村典子的


私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第225回は緑山高校より「二階堂定春」です。
かつてヤングジャンプに連載されアニメ化もされた緑山高校から、時速200キロ近い剛速球を投げる史上最強の高校球児、二階堂定春を描いてみました。


のつくだに 藤村典子的エッセイ (第243回)

今年は梅雨入りがとても早かったですね。
完全にフライングでしたよ!

         典子


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