MAGNeT NEW
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2022年11・12月20日号



おかげさまでマグネットも25年目を迎えることが出来ました。
これからもスタッフ一同頑張っていきますので、よろしくお願い致します。
さて今号ではマグネット一行がJR大回り乗車にチャレンジしてきましたのでその様子をレポートです。
又、マグネットの年末年始の営業案内等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。


年末年始マグネット営業案内

年内の営業は12月30日(金)までです。
年始は1月10日(火)からとなります。
2023年もよろしくお願い致します!

JR大回り乗車レポート


マグネットスタッフ達が秋のある日に休日を利用してJR大回り乗車にチャレンジしてきた。

大回り乗車とはJRが定める「大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例」を利用しての旅の事である。
東京、新潟、仙台、大阪、福岡の各大都市近郊区間内において、次の2点を遵守する事により、実際に乗車する経路にかかわらず、
最も安くなる経路で計算した運賃で乗車する事が出来るのだ。
・乗車経路は自由に選べるが重複してはいけない
・途中下車は出来ない
つまりは1区間の最低乗車賃で秋の鉄道旅行を楽しんできたのである。

今回マグネット一行は大阪近郊区間において大回り乗車を行った。
スタートは天満駅だ。
11:59発の環状線内回り電車に乗り大阪駅へ。

ここで1回目の乗換えだ。
12:15発の電車で京都へ向かう。
この時点ではまだ一同も旅気分という訳ではなく、単なる電車による移動という感じである。

京都駅で昼食をとる事にする。
駅弁を買って車内で食べる事も検討したが、観光路線を乗り継ぐ訳ではなく人目もあるだろうと今回は見送る事ととなった。
京都駅には改札内に飲食店が何軒かある。
カフェ、うどん、カレー等が選べるのだが、ここは立ち食いうどん一択だ(詳細はごちそうさMAGにて)

食後、次の電車まで少し時間があったので、駅内を探索。
ポスターを眺めたり、駅弁屋さん等を覗いて旅情気分を盛り上げる一行。

2番ホームから13:22発の快速野洲行きに乗り草津を目指す。
ここまでは東海道本線で移動していたのだが、ここから先はローカルな旅となる。

草津から草津線に乗り換えるマグネットの面々。
草津線は滋賀県の草津駅から三重県の柘植駅を結ぶ営業距離36.7キロの路線である。
その歴史は古く1889年(明治22年)に開業したのだそうだ。
又、この路線では今では珍しくなった国鉄時代に製造された113系車両が走っており、幸運にもこれに今回乗る事が出来た。
草津を出て、まもなくすると進行方向左手に近江富士として有名な三上山が見えてくる。
草津線からは琵琶湖があまり見えない為、三上山の光景はこの路線の見どころのひとつとなっているそうだ。

草津線の終点柘植駅に到着、ここでは乗り換え時間が2分しかない。
急いで隣のホームに移動し、14:42発の加茂行きに飛び乗る。
ここ柘植駅は外国人観光客にも人気のスポットで忍者の駅として有名なのだが時間がなく探索出来なかったのが残念である。
調べてみると、案内板に忍者のイラストがあったり、構内のあちらこちらに忍者の人形が隠れているそうだ。

ここから関西本線に乗り換え加茂に向かう。
関西本線の亀山から木津までは非電化区間になっており、一行が飛び乗った車両も電車ではなく気動車(キハ120形)だ。
ちょうど紅葉のシーズンを迎えていたこともあり、楽しみにしていたのだが、沿線に色づいた木々を見かける事がほとんどなかったのが残念であった。
だが島ヶ原駅を過ぎてからの山間部の風景は、月ヶ瀬の梅林や木津川の渓谷美を眺められる事で有名なようだ。

加茂駅に着くと隣の木津駅まで一駅だけ乗車。

木津から学研都市線に乗り換え京橋を目指す。
ここまで来ると風景はローカルなものではなくなってくる。
車両のシートも対面式のクロスシートは一切無く、ロングシートのみとなってしまった。
日常が戻ってきているのを感じる。

京橋に着き、最後の乗り換えである。
16:54発の環状線に乗り、旅の終着駅桜ノ宮駅へ。

16:56に桜ノ宮駅到着。
およそ5時間に及ぶ天満駅から隣の桜ノ宮駅までの長い旅はゴールを迎えた。
無事大回り乗車完遂である。

今回の旅に要した時間は、JRを利用した時間だけで4時間57分、乗り継いだ列車の数は8本。
通過した府県は大阪、京都、滋賀、三重の4府県となる。

天満駅から桜ノ宮駅間130円の旅を1日かけて、たっぷりと楽しんだ一行は満足げに家路へと着いたのであった。



(マグネット的)実に面白い・・・   No.154


今回は巻頭の記事でJR大回り乗車による旅を紹介していましたので、それにちなんで旅行漫画について調べてみました。

題して、“マグネット的 漫画で浸ろう旅気分!”です、はじまります・・・。

最初に紹介するのは「駅弁ひとり旅」です。
漫画アクション誌上において2005年から2012年まで連載され、テレビドラマ化もされた人気漫画。
タイトルの通り、駅弁を取り扱った漫画になります。
日本中を巡って駅弁を食べ歩くという羨ましすぎる内容です。
現在続編にあたる新・駅弁ひとり旅が連載中です。

次に紹介するの「紛争でしたら八田まで」です。
厳密には旅行漫画のカテゴリーに入るのか少々微妙ですが、旅気分を味わえる作品ではあると思います。
主人公は凄腕の地政学リスクコンサルタントで、地政学に基づいた知性とちょっとの荒技(主にプロレス)で世界中の事件を解決していきます。
世界中の歴史や宗教、経済、政治、食文化等が学べるお得な漫画。
ちなみに第15話から20話までがウクライナ編といわれるエピソードで2020年に発表されていますが、
その内容が現在も続いているロシアとウクライナの戦争を理解するのにとても適していると評判になったりした作品でもあります。

次は「スーパーカブ」を紹介しましょう。
ホンダ・スーパーカブ総生産1億台記念作品と銘打たれた漫画です。
ラノベ原作の漫画でアニメ化もされ人気を呼びました。
親も友達も趣味もない少女が1台のスーパーカブ50を手に入れた事により、彼女の人生が次第に彩られていくという内容になります。
スーパーカブ50が主役メカですから、当初はご近所を巡る位のエピソードばかりでしたが、
スーパーカブに乗って走る事によって世界がドンドン広がっていく様はまさに旅といえるのではないでしょうか。

最後は「銀河鉄道999」で締めたいと思います。
松本零士先生の代表作ですね。
主人公鉄郎が謎の美女メーテルと地球からアンドロメダまでを銀河超特急999に乗って宇宙を旅する物語です。
1977年から1981年にかけて少年キングに連載されラジオドラマ化に始まり、アニメ化、劇場アニメ化、
果ては松竹歌劇団によるミュージカル化と当時大ヒットとなった作品です。
スピンオフ作品も多く、続編である「エターナル篇」も描かれましたが、こちらは残念ながら未完となっています。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!



マグネットのこれ、オススメ!  No.115

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

「ボックス型パネルヒーター」です。
昔から頭寒足熱とよく言いますが、この商品はまさにそれ。
デスクワークの際、足元の冷えってイヤですよね。
そんな時の力強い味方になる、アイデアグッズです。
足の周りだけでなく足裏も暖めてくれます。
タイマー内蔵の上、転倒時自動オフ機能も付いている安心設計。
電気代も1時間あたり3.8円ととても経済的です。
又、暖かい空気を逃がさないようにブランケット等をヒーターの上にかぶせるとコタツのような暖かさになります。

これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第180回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
80回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、JR京都駅2番ホームにある「麺家 京都上がも」さんです。

こちらのお店は今では珍しくなった駅改札内にある立ち食いうどん屋さんになります。
2番ホームは東海道本線上りのホームで、向かい側下りの4番ホームには姉妹店の麺家 京都下がもがあります。
今回はこちらの一番人気メニューである鶏天うどん(520円)をいただきました。
麺は今流行りのさぬき風ではなく、おだしも京風ではありません、まさにTHE立ち食いのうどん。
鶏天は大きく、ジューシーでした、おだしが染みて美味しい!
立ち食いと侮るなかれ、美味しいうどんでした。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 麺家 京都上がも
     住所     京都府京都市下京区東塩小路町657
     TEL     075−344−6260
     情報     営業時間  7:00〜21:15   定休日 年中無休


                   
藤村典子的


私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第221回はJR西日本のゆるキャラ「イコちゃん」です。
JR西日本が発行しているICカードICOKAのマスコットキャラクターです。正式にはカモノハシのイコちゃんといいます。

のつくだに 藤村典子的エッセイ (第239回)

ヒーターも出した。
手袋も用意した。
冬だっ!

         典子


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