新しい1年がスタートしました。
今年は元号も変わりますし、世の中も大きく動いていくことでしょうが、マグネットには変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い致します。
さて今号では、マグネットスタッフがお正月恒例の九州ツアーを敢行してきましたので、その様子をレポートです。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。
2019九州ツアー(苦行編)
昨年の九州ツアーは全行程体調不良の中で決行されたので、今年はそんな事のないように体調管理に万全を期した上で、年末をマグネットの面々は過ごしていた。
3人共に風邪もひかず元気にしていたのだが、好事魔多し。
年末も押し迫った12月30日に、典ちゃんが階段を踏み外し、左足小指を負傷。
幸い、痛みはあるが歩行が困難な訳ではないので今年も恒例の九州ツアーは決行となった。
今回の旅の目的は、昨年体調不良によって楽しめなかった長崎、佐世保へのリベンジ。
そして、熊本の日本一の石段がある事で知られる「釈迦院御坂遊歩道」の完全制覇である。
ネットで3333段と検索をかければ大量に情報が出てくるスポットなのだが、何事にも打ち負けない精神や身体を1年を通じて築いていこうとの想いがありチャレンジする事となったのだ。
幕末の侠客である清水の次郎長が、恩人の仇討ちを果たし、そのお礼参りの代参に子分の森の石松を向かわせた金刀比羅宮には、日本で一番有名な石段があるが、
それでも1368段である。
釈迦院御坂遊歩道の3333段には遠く及ばないのだ。
マグネットの面々は博多に前泊し、朝早くから石段のある熊本県下益城郡美里町へと車を走らせる。
九州自動車道を南下、途中熊本ラーメンでお腹を満たし、目的地に到着したのは正午頃。
石段には街路灯は無く、陽のある間に登って降りてこなければならない。
日没までの時間を考えると3333段を5時間以内に往復しなければならないのだ。
この石段であるが歴史はかなり新しく、町おこしの為に1980年(昭和55年)に着工し8年の歳月をかけて1988年(昭和63年
)に完成したものである。
3333段の石段を登っていくと釈迦院という寺院があり、その参拝道として整備されたのだ。
だがその釈迦院も石段を登り終わってからさらに1.1キロ参道を歩かねば到着しないという。
一同は早速アタックを開始。
ここは100段ごとに標識が建っており、自分が今どの辺りまで到達しているのかが分かる様になっている。
最初の100段目の標識を見て、この33倍ほどを登っていけば良いのかという思いが面々の脳裏によぎる。
この時点では余裕があるが、体力的に徐々にきつくなってくるであろう事はすでに折り込み済み。
まだまだ先は長いのだ。
途中上から降りてくる人達から「こんにちは」と挨拶をされる。
ここではお互いに挨拶しようと奨励されており、皆一様に声を掛け合っているのだ。
70歳くらいのおばあさんから「がんばって!」と声を掛けられる。
一同、こんなお年寄りでも元気に登っているのだと感心し、「上まで行かれたのですか?」と聞いてみると、1000段まで登って降りてきたのだという。
「これは最低でも1000段は登らないと、シャレにならない」と奮起する一行!
実際1000段まで登ってきて、余裕がなくなってっきている事を実感。
まだ2000段以上登らねばならない。
延々と登り続ける一行、だがここには休憩所はあるが、売店や自販機等は一切ない。
又、途中絶景が見える事もなく、もくもくと登るのみなのだ。
前方に記念碑が建っている、見てみると毎年6月頃にRed Bull 白龍走というイベントが開催されており、その優勝者の名前とタイムが刻まれている。
3333段を一気に駆け上がるレースにおいて、勝者達が繰り出したタイムを見て一同は目を疑った・・・なんと24分42秒!
普通の人ならば1時間30分前後かけて登る所を、その1/3以下で踏破してしまうとは、世の中にはすごい人もいるものだと驚嘆した。
3333段を制覇する為に成子ママが考えた攻略法は、1秒に1段づつ登っていくのをイメージしつつ、息が切れないようにゆっくりと歩いて行くというもの。
息切れするくらいのペースで登っていては、すぐに身体が参ってしまうが、会話をしながら登るくらいのペースだとちょうど良いようだ。
2000段を超え、ここからが正念場。
足が重い、太ももが上がらなくなってきているのが分かる。
1000段、2000段とここまでは比較的順調であったが、ここからが長く感じられる、なかなか前に進んでいかない印象があるのだ。
ようやく3000段、だがまだ333段ある。
空が抜けて見えてくる、ゴールが近い。
一同、3333段を1時間30分で登りきった!
ここからさらに1.1キロ歩いて釈迦院へと向かう。
途中、展望台から見える絶景に感動。
釈迦院でお参りをし、1.1キロを引き返しここからは下りである。
しかし3333段を降りるのが想定以上のキツさであった。
下りは軸足で踏ん張って石段を降りていく為に、ふくらはぎの筋肉が悲鳴をあげる。
又、下りは勢いがどうしてもついてしまうので膝に大きな負荷がかかるのだ。
行き交う人達に挨拶をしながら降りていくが一行の表情に余裕は一切ない。
1時間かけて、ようやくゴール!
3333段を完全制覇である。
達成感と充実感はすごいものがあるが、この後1週間程とんでもない筋肉痛に苦しんだ一行であった。
(マグネット的)実に面白い・・・ No.112
2019年がスタートしました、今年も色々な面白い・・・を探っていきますよ!
さて今回は巻頭記事で語られた石段について色々と調べてみました。
題して、“マグネット的 登りも下りもめっちゃキツイよ石段は!”です、はじまります・・・。
日本一の石段は今回マグネット一行が制覇した「釈迦院御坂遊歩道」で3333段でしたが、2位はどこでしょう?
それは山形県の羽黒山にある表参道石段で2446段になります。
登りきった所に出羽三山神社があります。
出羽三山とは、「月山、羽黒山、湯殿山」3つの山の総称で、現在も修験道を中心とした山岳信仰の場としてよく知られています。
第3位は記事中でもちょっと語られている、金刀比羅宮の1368段。
こちらの石段は途中、土産物屋さんがあったり、重要文化財の灯篭や狛犬等も見られます。
又、美術館もあったりしますので、のんびりと楽しみながら歩いて行けます。
世界一の石段は何段あるのでしょうか?
なんと、11674段もあります!
これは、スイスのシュピーツ近郊にあるニーゼン鉄道の石段です。
ニーゼン鉄道にはケーブルカーがあり、その線路に沿って設置された石の階段がギネスで世界一の長さと認定されています。
「釈迦院御坂遊歩道」の3.5倍に相当します!
10000段を超えるなんて!世界は広いですねぇ。
さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!
マグネットのこれ、オススメ! No.73
「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・
「石焼きいも黒ホイル」です。
寒い冬に食べる石焼きいもって美味しいですよね。
今回は自宅でも簡単に美味しい石焼きいもを作れる便利グッズの紹介です。
石焼きいもを美味しく焼くには60〜70度位でじっくり焼くのがコツなのだそうです。
自宅では普通、アルミホイルでおいもを包み、オーブントースターで20分ほど焼くのですが、
この石焼きいも黒ホイルを使えば半分の10分で焼けます。
しかも糖度は倍以上になるのだそうですよ!
仕組みはアルミホイルを黒着色した事によって熱吸収が良くなるためなのだそうで、これぞ本当のアイデア商品ですね。
これ、オススメ!
藤村典子のごちそうさMAG! (第137回)
MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
第137回の今回はどんな美味しいものかな?
今回ご紹介するのは、佐賀駅近くにある「ミール珈屋凪(こやなぎ)」さんです。
こちらのお店は、佐賀市のご当地グルメとして知られるシシリアンライスで有名な喫茶店になります。
シシリアンライスとは、ご飯の上に甘辛いタレで炒めた薄切り牛肉と玉ねぎを乗せ、その上にレタスなどの生野菜を盛り付け、
仕上げにマヨネーズを網かけした料理です。
早速、シシリアンライスドリンクセット(900円)を注文。
こちらのシシリアンライスにはトップに半熟卵が乗っかっていて、それがまた良い仕事をしているのですよ!
これは、本当に美味しかったです!
ボリュームがかなりあるとの事だったので、ちょっと少なめにしてもらったのを少々後悔してしまいました・・・。
又、セットのコーヒーも一杯ごとにドリップしており、美味しかったです!
古き良き昭和の喫茶店の面影を残したお店でスタッフの方もとても親切でした。
お薦めですよ。
DATA:
お店の名前 ミール珈屋凪(こやなぎ)
住所 佐賀県佐賀市愛敬町10−18
TEL 0952−24−4877
情報 営業時間 9:00〜翌1:00 定休日 なし
藤村典子的GAY術
私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第183回はそれいけ!アンパンマンから「やきいもまん」です。
やきいもの事を調べていたら、食べたくなってきましたよ!やきいもまん来てくれないかなぁ・・・。
典のつくだに 藤村典子的エッセイ (第197回)
年末に怪我した左足ですが、折れてました・・・。
よく3333段を往復出来たものです!
まぁ、小指の付け根でしたから、
あまり支障はなかったのですがね・・・。
今年は奮闘の1年としていきたいと思います。
よろしくお願いしますね!
典子 |
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