MAGNeT NEWS 2018年1月20日号


2018年が始まりました。
平成の元号も今年かぎり・・・ちょっとさみしい感じもしますが、今年も元気良く行きますので、よろしくお願い致しますね。
さて今号は、マグネットスタッフがお正月休みを利用して長崎のある島に上陸してきましたので、その様子をレポートします。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けします。
お楽しみ下さいね。


バレンタインマグ

2月8日(木)〜14日(水)までマグネットではチョコレートをご用意して皆さんをお待ちしていますよ!
是非近くにお越しの際はお立ち寄り下さいね!


新型プロジェクター導入

マグネットに新型プロジェクターが導入されました。
きれいな映像をお楽しみいただけますよ!



長崎池島紀行


マグネットスタッフ一行が今年のお正月も九州を訪れた。
毎年恒例の九州ツアーだ。
今年の行き先は長崎県である。
以前、軍艦島を訪れて以来の訪問だ。

長崎県長崎市池島町。
日本で一番島の多い長崎県では、平成の大合併により島嶼部を統合していったのだが、池島もこの時に長崎市へ編入された。
池島は西彼杵半島の西方約7キロに位置しているのだが、外海町大字神浦池島郷が元の地名だ。
軍艦島同様に炭鉱で栄えた島であり、最盛期には外海町の人口の過半数が池島に居住していたそうだ。

池島炭鉱は九州最後の炭鉱として知られ、2001年11月に閉山している。
非常に良質な石炭が採れる事でも有名であったという。
又、世界有数の高度に機械化された海底炭鉱としても知られていた。
今でも掘れば良質な石炭が取れることは分かっているのだが、1998年の電力自由化等、国のエネルギー政策の見直しにより惜しまれつつ閉山となっている。

炭鉱の最盛期には7700人もの人が住んでいたといわれる池島も今は150人ほどしか住人がいない。
池島をマグネットスタッフ達が訪れた理由は、この島の9割がたが廃墟となっているからだった。
軍艦島を訪れた際に感じた、遠くから廃墟を眺めるだけという不満が池島にはないのだ。
9割がた廃墟といっても、残り1割はレトロとして息づいており、そこに魅力を感じての訪問でもあった。

今回「池島炭鉱坑内体験ツアー」に参加した一行。
まずはヘルメットを被り、キャップランプを装着、キャップランプ用電池を背負い準備は完了。
トロッコに乗車し、元炭鉱マンガイドの方の案内で坑内を約1時間かけて探検していく。
実際に使われていた道具の展示があり、解説を受ける。
坑道内はメタンガスの発生など危険を伴う場所であり、道具から火花が発生しないようハンマー素材には真鍮を使用していた等の命を守るための安全機能と知識の学習をしながら、ツアーは進んでいく。
実際に炭鉱機器の模擬操作も体験出来る。
穿孔(さっこう)機オーガーという、エアーで動く機械で、岩盤に穴を掘るのだ。

炭鉱坑内体験というのは大変珍しいそうで、日本ではここにしかないという。
炭鉱坑内体験ツアーはこれで終わりであったが、この日はオプショナルツアーである「池島島内見学コース」にも応募していた。
島内を巡る2時間ほどのツアーである。
行程の大半は徒歩。
こちらの方がマグネットスタッフ達にとってはメインのツアーであった。

島内に立てられたアパートのほとんどが今は人の住んでいない廃墟である。
池島に幼少期から住み、炭鉱で働いていた経験もあるガイドの方の案内で島内を探索するのだが、語られる話のひとつひとつが大変リアルであった。
炭鉱で働く人間の所得は大変高かった事もあり、経済的感覚が麻痺してしまう人間も少なからず居たという話。
ギャンブル等で身を持ち崩した人間がよく首を吊っていたというゴルフ場跡等、池島で長年生活した人間でなければ話せない内容も多く、とても興味深いものであった。

今は人の住んでいないアパートの一室を見学させてもらえたのだが、その部屋は時間が止まっている様に感じられ、昭和の雰囲気が漂っていた。
まさに廃墟である。

そして、池島で一番見てみたかった8階建てアパートを見学。
8階建てアパートといってもエレベーターはない。
池島特有の高低差を利用して作られたこのアパートは表側に1〜4階の出入り口が設けられ、
高くなっている裏手に5〜8階の出入り口があるのだ。
裏手から見ると地上4階、地下4階のアパートで、表から見ると8階建ての建造物になる。
この造りならばエレベーターは無くても困らなかったであろう。
残念ながら、この8階建てアパートは外からの見学しか出来なかったが圧巻の様相であった。

ツアーはこの後、第2立坑見学広場へ。
こちらには、島の子供たちからおそ松くんの名物キャラであるイヤミの「シェ〜!!」と同じポーズをとっていると
評判だったという女神像が立っていた。
この女神像の名は「慈海」といい、炭鉱の安全を祈って立てられたものなのだそうだ。

ツアーはここで終了となったのだが、帰りのフェリーまでまだ時間があるので、島内をマグネットスタッフのみで探索。
まずは、池島神社に向かう一行。
池島神社は島の高台にある池島唯一の神社だ。
境内はきれいに清掃されており、この島が無人の廃墟島ではない事が分かる。
参拝をし、そこからさらに上へと歩を進める。
池島を高所から見渡そうと思ったのだが、展望台があるわけでもなく管理されてもいないので、木々が生茂り周りを見渡す事は叶わなかった。

外周4キロ程の小さな島を漂う様に探索していると、島で唯一の食堂を見つけ入ってみた。(詳細は下記の「藤村典子のごちそうさMAG!」にて)

次に向かったのは池島の元繁華街である。
最盛期には7700人からの人が生活していたのだから、飲み屋さんもあれば、様々な商店も営業していたのだ。
今はすっかり廃墟となってしまっていたが往時が偲ばれる。
池島ファミリーボールというボウリング場の廃墟も見つけた。

島には小学校(2名在籍)や中学校(休校中)、診療所に郵便局、銭湯(2軒!)もある。
又島内を探索している時にパトロール中の消防車ともすれ違った。
廃墟ばかりに目が行きがちだが、池島はまだ生きている。
そう思いつつ、帰りの船に乗った一行であった。


(マグネット的)実に面白い・・・   No.100


今回でこのコーナーも100回目ですか・・・これからも面白いお話をお届けしますね!

さて、2018年の干支は犬ですね。
そこで今回は犬が活躍する映画や漫画を集めてみました。

題して、“マグネット的 戌年だぞ、
ワンダフル!”です、はじまります・・・。

まずは、世界で最も有名な犬の1頭と言われている「名犬ラッシー」を紹介しましょう。
「名犬ラッシー」はアメリカ人エリック・ナイトによって書かれた短編小説「名犬ラッシー 家路」の主人公として創造されました。
元々は1938年に新聞紙上に発表された短編作品でしたが、1940年に小説として単行本化され、1943年に映画化し、一躍大人気となりました。
1943年の1作目から2005年までに8作も映画が製作されており、3作目の「名犬ラッシー ラッシーの勇気」は後に大女優となるエリザベス・テイラーが主演しています。
これだけ華々しい話題で彩られる「名犬ラッシー」ですが、日曜夜の定番アニメ枠であった「世界名作劇場」においてアニメ化された際は、人気が出ずに打ち切られます。
「世界名作劇場」の長い歴史の中で唯一の打ち切り作品が「名犬ラッシー」なのです。

では、日本の作品からも歴史ある作品を紹介しましょう。
日中戦争開戦よりも6年も前の1931年より連載の始まったまんが「のらくろ」です。
昭和初期より活躍した田河水泡さんの代表作となります。
戦時色が濃かった世相の関係もあり、当初は「のらくろ」が猛犬連隊という犬の軍隊へ入営し、活躍するというお話でした。
「のらくろ」は二等兵から大尉まで昇進を果たします。
田河さんの構想では、少佐まで昇進させるはずだったそうですが、軍からの苦情があり少尉で除隊となります。
戦後になると早くから連載が再開され、1981年まで田河水泡さんの手で連載が続きました。
そして、現在もお弟子さんたちの手によって新作が発表されています。

「のらくろ」も息の長い作品ですが、同様に長期連載されているのが「銀牙伝説」シリーズです。
1983年に週刊少年ジャンプに高橋よしひろさんが連載を開始した「銀牙-流れ星 銀-」が全ての始まりでした。
この作品は足掛け5年もの長期連載となり、アニメ化もされました。
そして1999年より週刊漫画ゴラクに続編である「銀牙伝説WEED」を10年間に渡って連載。
2009年よりまたまた続編「銀牙伝説WEEDオリオン」を5年にかけて連載します。
これで終わりではありません、さらに続編があるのです。
2015年より「銀牙〜THE LAST WARS」が開始され今も絶賛連載中です。
犬漫画の金字塔を打ち立てそうですね。

では、最後に現在、司会者としてタレントとして大忙しの坂上忍さんの子役時代の主演作品「ふしぎ犬トントン」を紹介しましょう。
1978年に放送された「ふしぎ犬トントン」は、カギっ子の少年とぬいぐるみに変身する犬型宇宙人との交流を描いた子供向けドラマです。
坂上さんは当時11歳で、売れっ子の子役さんでした。
大の犬好きとして知られている坂上さんが、犬を好きになったきっかけがこの作品なのだそうです。
又、昨年末にパーキンソン病の為死去されたフォーク界のスター、はしだのりひこさんが主題歌を歌唱されていました。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!



マグネットのこれ、オススメ!  No.62

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

座って撮影が出来る三脚「チェアーポッド H.Y.127」です。

椅子と三脚がひとつになったアイデア機材です。
座りながら固定撮影が出来るのですね。
長時間シャッターチャンスを狙うような撮影に活用出来ますよ。
椅子をたたんだ状態のままで一脚として使用可能です。
クイックシュー付きの自由雲台と110mmの延長棒が付属しています。
収納もコンパクト!
写真撮影好きの方にいかがでしょう。

これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第126回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
126回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、巻頭の記事にあった長崎の池島にある唯一の食堂「かあちゃんの店」さんです。
気さくなかあちゃんとおしゃべりしながらの食事は格別です。
池島の話やお店を訪れた人の話等、興味深い話も多いです。
お店の壁にはたくさんの寄せ書きがありました、よく見ると著名なイラストレーターや漫画家さんも描かれているようです。
こちらのお店で私が今回いただいたのは、かあちゃん一押しのちゃんぽん(800円)です。
これが具材もたっぷり入っていて、スープもコクがあり、とても美味しい!
今まで私が食べてきたちゃんぽんの中でもトップクラスの味でした。(まさに私の好みの味!)
ぜひ行ってみて食べて欲しいですね。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 かあちゃんの店
     住所     長崎県長崎市池島町1597
     TEL     0959−26−1123
     情報     営業時間  7:30〜18:00  定休日 不定休


                   
藤村典子的



私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第173回はがんばれ!!ロボコンから「ガンツ先生」です。
懐かしの昭和のコメディ特撮、がんばれ!!ロボコンのガンツ先生です!「ロ〜ボコン!0点」はお決まりのセリフでした。

のつくだに 藤村典子的エッセイ (第186回)

2018年がスタートしました。
今年の私のテーマは「健康」です。
健康が全ての源!
そう思って1年を過ごそうと思います。




         典子


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