おかげさまをもちまして、満十二祭を無事に終了する事が出来ました、ご来場のお客様、応援していただいた皆さん、ありがとうございました。
さて、今号は満十二祭の様子を速報でレポートです、お楽しみ下さいね!
速報!満十二祭レポート
2010年11月26日(金)、マグネットの周年パーティ“満十二祭”が盛大に行われました。
今年も、昨年の満十一祭で好評だったマグネットと大阪プロレスとのコラボレーションが実現し、大いに盛り上がりました。
毎年、マグネットが周年パーティをする頃は寒くなってくるのですが、この日は寒さも少し緩み、絶好のパーティ日和りとなりました。
マグネットスタッフの面々は、11月に入り、満十二祭の準備に追われており、
パーティ前日も徹夜で準備をしていました。
11月26日、15:30。
会場となる大阪プロレスムーブ・オン・アリーナに、満十二祭スタッフが集まりました。
早速、お客様にお出しするフード類の準備と、会場設営に取り掛かります。
開場は17:15となっており、それまでに全てを終わらせなければなりません。
17:00前には、会場前に、約50名程のお客様が来られていました。
17:15
準備が整い、成子ママの「満十二祭オープンです!」の声と共に、お客様が一斉に入場されてきました。
「いらっしゃいませ!」
「ようこそ満十二祭へ!」
満十二祭のスタートです。
前日の晩から、寝ずに準備した大量のフード類やドリンクに、舌鼓をうつお客様達。
厨房内やカウンターの中は、まさに戦争状態、休んでいる暇などありません。
その後も、続々とお客様が来られました。
18:00
今回、プロレス以外の催しとして、リングの上で、コスプレによるアニソンカラオケ、「なりきりカラオケ歌合戦」が行われました。
司会は、もちろん成子ママです!
普段は一般の人間が、上がることの出来ないリングの上で、熱唱出来る夢の企画ですが、時間の関係上
12名を越す方々のエントリーになりました。
勝ち抜き形式で行われるこの大会も、大変盛り上がりました。
審査員は大阪プロレスのエース「ビリーケン・キッド」そして
えべっさん、吉野レフリーのお三方にお願いしましたが、慣れぬ審査に四苦八苦した姿が、笑いを誘います。
「キャンディ・キャンディ」「タイガーマスク」「いなかっぺ大将」等、熱唱に継ぐ熱唱で大いに盛り上がりました。
又、皆さんのコスチュームも、力が入っていました。
優勝したのは、「ベルサイユの薔薇」を熱唱し、会場内を沸かせたマリー・アントワネット様!
参加していただいた皆さんの、素敵な佇まいと熱演が、満十二祭に華を添えてくれました。
20:30
ついに満十二祭最大の呼び物“大阪プロレス”の開始時間となりました。
多くのお客様が、観客席に陣取り、試合開始を今か今かと待っていました。
まずは、吉野レフリーと成子ママによる前説です。
今回初めてプロレスを観戦される方にも、楽しんでご覧いただく為に、2人の軽妙なトークで、観戦マナーや応援の仕方を説明していきました。
この段階から、会場内は、少しづつ盛り上がりを見せ始めていました。
入場式が始まり、軽快な音楽に合わせ、本日出場のレスラー達が、一人づつ紹介され、リングに上がります。
今日の抱負と、マグネット12周年に対し、お祝いの言葉を述べていきます。
悪役レスラーを除く8人のレスラー達がリングに上がり、試合開始かと思われた時、特別ゲストの存在が告げられました。
「エキセントリックバーマグネット、静菜選手、藤村典子選手、最後に幕戸成子選手の入場です!」とコールされると、会場内が暗転し、
“サンライズ”(有名なスタン・ハンセンが入場時に使用した物ではなく、スペクトラムによるオリジナル曲です!)が流れ始め、何者かが花道に現われました。
手にしている物が音を伴いながら、光の束を伸ばしていきます。
黒いマスクにマント姿の静菜ちゃんです、まるでダースベーダー卿を思わせる姿での入場です。
手にしているライトセーバーを振るう度に、あの独特な音が響き、光が乱舞します。
その後ろから、振袖を連想させる戦闘コスチュームで、典ちゃんが入場。
続いて、成子ママが巨大なハリセンを手に現われました。
その姿は、完全な悪役レスラーそのもののコスチュームで、顔は、オリジナルマスクで覆われています。
マスクのモチーフは、西洋では、悪魔の使いとして恐れられているイカ!その名も“イカヤキーダー”の降臨です!
イカヤキーダーとなった成子ママは会場内を大暴れ!
静止する典ちゃんにお構いなく、悪逆の限りを尽くします。
その一方で、ダースベーダーと化した静菜ちゃんも、会場内を暴れまわっていました。
ようやくリングに上がった3人は、大阪プロレスの面々と対峙。
成子ママが、前に出てきたくいしんぼう仮面に、水平平手打ちを見舞います!
後ろに吹き飛ぶ、くいしんぼう仮面を目前にし、たじろぐレスラー陣。
成子ママの次の餌食はタコヤキーダーでした。
タコヤキ王国第1王子対イカ焼き王国の第一王女の真っ向対決は、強烈な平手打ちにより、成子ママの圧勝!
そして、大きく後ろに飛び散ったタコヤキーダーの前に、ひとりの男が立ちました。
大阪プロレス正規軍のエース“ビリーケン・キッド”です。
マイクを手に、「俺が相手だっ!」とアピール。
成子ママは、くいしんぼう仮面やタコヤキーダーに繰り出した必殺ブローをビリーケン・キッドに見舞いますが、ビクともしません。
そこで、成子ママは意を決し、大技のフライングボディアタックをビリーケン・キッドに向けて敢行!
激しい音がして、体がぶつかりました。
しかし、マットに沈んでいたのは、成子ママの方でした。
強敵ビリーケンキッドへの、次なる刺客は、静菜ちゃんです。
咽喉元を狙ってラリアートを敢行しましたが、ふにゃふにゃのラリアートに動ずる相手ではありませんでした。
最後の手段とばかりに、成子ママは、典ちゃんをホイップし、ビリーケン・キッドに特攻させました。
勢い良く飛び出したものの、強固な壁にぶつかったの如く、弾き飛ばされあえなく玉砕・・・。
もう繰り出す手がないと見たのか、3人はマットに膝を着き、「申し訳ない、参りました〜」と土下座して許しを乞うたのでした。
最後は、マグネットと大阪プロレスが和解し、その証として、成子ママとくいしんぼう仮面との間で握手が交わされ、
そのままお互いに指を指し合うお馴染みのムーブへと移行していました。
成子ママにマイクが渡り、本日ご来場のお客様にご挨拶です。
「満十二祭」の祝宴ムードが高まり、さぁ、試合・・・と思っていたら、ここで、成子ママがある仕掛けを用意していました。
翌27日に誕生日を迎えるビリーケン・キッド選手にバースデーケーキを用意しての、バースデードッキリです。
会場中で、ハッピーバースデーを歌い、皆がビリーケン・キッド選手を祝いました。
さて、ここからは、戦闘モードに突入です!
第1試合は、バースデードッキリを先ほど仕掛けられ、そのお返しにと、闘志を燃やすビリーケン・キッドとザ・トリッキーヒーロー、アルティメット・スパイダーJrの戦いです。
第1試合から濃密な戦いが繰り広げられました。
先程の入場式の際に、成子ママから乳首をネタにされていたビリーケン・キッドですが、その事を自虐ネタにしつつ、普段の戦いでは、
あまり見る事のないコミカルな面も見せ、サービス満点の試合運びとなりました。
相手のスパイダーも健闘を見せましたが、最後は、当初予告通りの「12周年おめでとう、必殺マグネット・ボム2010!」でビリーケン・キッド選手が勝利を納めました。
続いて第2試合は、当初予定のカードと変更となり、小峠篤司、原田大輔組対空牙、ハヤタ組の善悪タッグ対決となりました。
このカードは、現在大阪プロレスのマット上で繰り広げられている、大阪プロレスタッグ選手権の前哨戦で、ファンには垂涎のカードです。
試合の方は、若さを武器にクリーンファイトを展開する小峠、原田組に対し、狡猾さを武器にラフなファイトを仕掛ける空牙、ハヤタ組とが、マット上にて攻防を繰り広げました。
最後は、小峠、原田組に軍配が上がりましたが、この2組の抗争は、これからも続いていく様でした。
ここで、しばしブレークタイムです。
恒例の大抽選会です。
レスラーたちのオフィシャルグッズの数々が、景品として用意されていました。
この場を仕切るのは、成子ママと、ビリーケン・キッド選手です。
次々に当選番号が発表されていきます。
最後に、大阪プロレスさんから提供していただいた、大阪プロレス観戦ペアチケットの当選発表が行われ、
盛況の内に終了しました。
ついに本日のメインイベントです。
賑やかな入場テーマが流れ、えべっさんが花道に登場しました。
お賽銭をあげると、福笹を頭の上で振り、福を授けてくれる、お馴染みのムーブで、えべっさんが、観客席を回っていると、後ろからくいしんぼう仮面が、チョコを派手にまきながら入場してきました。
こちらも人気者なだけあって、周りにはファンがいっぱいです。
この両者の対戦相手は、大阪お笑い選手権王者、松山勘十郎と前大阪お笑い選手権王者、タコヤキーダーのコンビ。
盛り上がるのは必至のベストカードです!
予想通り、4人のギャグやコントを織り交ぜたプロレスに、観客席は爆笑の渦です。
笑いの後は、高度な技を繰り出しての戦いで、観客を魅了します。
タコヤキーダーの「一撃〜!」「必殺!」のムーブから繰り出されたのは、コーナーポスト上段からの、
滞空時間の長いフライング・ヘッドアタック!
さらに、くいしんぼう仮面はヒートアップ!
会場内に、大きく張られていた横断幕に書かれている、大技のラ・ケプラーダを場外に向けて放ち、
決着が着かないと見るや、タコヤキーダーをマットに叩きつけ、両腕を胸の前で回し、フィニッシュを宣言!
コーナーポストに登り、天高く飛び、きりもみ回転を加えながら、タコヤキーダーに向かってダイビング・ボディプレス!
くいしんぼう仮面の必殺技!関空トルネードが炸裂!
そのまま、スリーカウントを奪い、くいしんぼう仮面が、満十二祭ファイナルマッチの勝ち名乗りを受けました。
観客は大喜びです!
22:30
楽しい時間は、瞬く間に終わりを告げます。
リング上に、レスラー達が登場し、挨拶をします。
そして成子ママが、リングに上がり、マイクを手に取り、満十二祭の終了を告げました。
惜しむようにしながら、会場を後にするお客様達。
マグネット周年パーティ“満十二祭”はこうして大盛況の内に終了しました。
マグネットがオープンして干支が1周した事になりました。
そして、新たな時を、刻み始めました。
これからも、マグネット、そしてスタッフ一同の応援を、よろしくお願い致します。
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